いとしろアウトドアフェスティバル2016無事終了

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いとしろアウトドアフェスティバルが終了しました。
微妙な天気予報でしたが、土曜日の夜中に降っただけでどちらも昼間は天気に恵まれました。
集客のほうも軽く1000人は超えたようで一回目としては上々のスタートがきれたようです。
ただし、釣り客の参加は若干少なかったようでした。やはり会場が川から離れたのが影響したようです。釣り人は川が見えないとダメなんですね。
しかし、おかげで新たな人たちとの交流ができ新鮮なイベントとなりました。

石徹白フィッシャーズホリデーを15回も開催してきたわけですが、最後までよそ者たちのイベントのままだったものを、ようやく今回、地元の住人にバトンを渡せたことに何より満足しております。
地元の人から見た釣り人観は、相変わらず「川と魚しか見ていない人たちであり、大してありがたくない来訪者」なんです。ある人が言ってましたが釣り人なんて「ただただ、人よりたくさん魚を釣りたいだけの欲深い連中」という言葉に、残念ながら「おっしゃる通りです」というしかありません。今回から駐車嬢にてイベント協力金一台500円を徴収したのですが、支払いをゴネて文句を言ったのは釣り人ばかりだったそうです。
そのイメージを変えたくて20年やってきたというのに・・・・・?

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私たち「Itoshiro C&R Network」は「川遊びもここまで来た、産卵しやすい川づくり」というワークショップを企画しましたが、おかげさまで両日ともに多数(ともに30人以上)の参加をいただきました。
いざ作業となるとついつい本気モードになりましたが、皆様頑張ってくれました、本当にご苦労様でした。
参加した多くの方が、また参加したいと言ってくださりとても嬉しい限りです。

これらの活動は、石徹白川の「命をつなぐ川づくりProject」として今後もItoshiro C&R Networkが担ってまいります。とくに峠川C&R区間はItoshiro C&R Networkの活動のシンボルです。実際にわれわれがコツコツと守ってきたフィールドです。
今回の参加者は、釣り人以外の人が多かったので、一応イワナという魚を見てもらいたくて、仲間の人にちょっと一匹釣ってきてと頼んだらあっという間に三匹も釣ってきてくれました、参加者の皆さん「わ~イワナってキレイ~」と喜んでくれましたが、そりゃ~峠川ですからね。ミッションをはたしてくれたこの人はもちろん釣りが上手な人ですが、いくら名人上手でも魚がいない川では釣れないのですからね。


土曜日の夜のトークショーの話も報告しておきます。
内容は川の釣り場管理に関わるメンバーによる座談会形式で勧められました。われわれスピーカー側の話は相変わらずで大したニュースもありませんでしたが、会場からの発言はとても良いものばかりでした。
そのなかでT地区からきたTさんという若いルアーマンがいいこと言ってました。

「自分の周りの先輩(おじさん)たちは30匹釣った50匹釣ったと自慢するがそんな時に自分は一番心が痛む、C&Rもいいかもしれないけど、自分が食べる分だけにして少しだけ釣ってればいいんじゃないかと思う。そのためにはたくさん釣ったと自慢する人にはみんなで注意するようにしましょう」
素晴らしい意見だと思いませんか。
同感ですね。みんなが自制心を持って必要以上に釣らなければC&Rじゃなくてもいいかもしれないのですからね。たくさん釣ることは恥ずべきことという共通意識があれば魚たちの生態系が壊れることもなかったはずです。たくさん釣ることを自慢と思える人と、たくさん釣ることを恥ずかしいと思う人、どちらがいい人ですか?とたずねたら子供なら必ず後者と答えるでしょう・・・。けっきょく大人になると分別がなくなるってことなんでしょうかね?

その他にも
すこし熱くなっていた、もう一人のTさんという人も、仰っていることは一言一句まったく正しいことでしたし、(ちゃんとビデオで確認しました)
愛知県から来たSさんという人は「僕のような下手なものでも峠川ならなんとか釣れるから感謝してます」と発言されました。うれしいですね。
峠川C&R区間はこういう人の為にあるのです。
終わってみれば、会場のムードは「5匹も釣れば充分でしょ」って感じでしたね。

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もう一度言っときます。どんな名人上手(ゲスカミ)でも、僕たちが守ってきた魚のいるフィールドがなければなにもできないはずです。

                                             










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# by itoshiro-sp | 2016-06-08 14:12 | イトシロ  

Mitsuaki Kebari

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石徹白の上杉光明さんが、お亡くなりになった。
ミツアキさんは石徹白テンカラの数少ない伝承者でした。
まだ73才だったので、まだまだいろいろ昔話を聞きたいと思っていたのにほんとうに残念です。

以前、ミツアキさんからもらった手巻きの毛ばりは、本当に貴重なものになってしまいました。
大切に保存します。
NHKの取材の時に僕の作った竹竿を、使ってくれと差し上げたんですが、「もったいないからしまっとく」と言って、けっきょく使ってもらえなかったんですが・・。
もう一度一緒に釣りをしたかったな。


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「石徹白てんから」のときのミツアキさん
左がハヤトさんで右がミツアキさん、
ハヤトさんやタケさんと悪さをした子供の頃の話をして
「ハヤトは今じゃ~組合長な~んて言ってるけどな~」ってイタズラっぽく笑う顔がよかった。
そんな時ハヤトさんは「ミツアキは俺のことはなんでも知っとるでかなわん」と言って目をパチパチするのです。
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たぶんこの時がミツアキさんの「てんから」は最後だったかもしれないな~。
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これが「ミツアキ毛ばり」です。「Mitsuaki Kebari」
青焼きのアユかけバリに白の木綿糸でチチワを作り蓑毛はキワダシングロ、石徹白地域の標準的な毛ばりです。痛み具合から察すると、何匹もイワナを釣った毛ばりでしょうね。ミツアキさんはバイスなどの道具は何も使わず素手でハリを持って巻くんです。もめん糸とニワトリの羽根だけで作れるシンプルな毛ばりですが、フライフィッシングでもこのようなスタイルがドライフライのスタンダードタイプと呼ばれていますね。
ハヤトさんに見せたらこれはだいぶ古いものだなと言われました。
今となっては貴重な逸品ですから大切に保存します。

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ミツアキさんを偲んで、似たような毛ばりを巻いてみました。
青焼きのアユかけバリは昔はどこの釣り道具屋にもあったものですが、今はもうあまり見かけません。古い釣り道具屋の長期在庫の中から改良トンボ型耳なしというハリを見つけたので買ってきました。細軸のハリなので強い合わせの人では使いこなせないかもしれませんね。
いとしろアウトドアフェスティバル2016の会場でお見せします。
そうだ、昔の人のように毛ばりを手だけで作る実演もしようかな。
Mitsuaki Kebariも巻いてみせますか。
石徹白てんから研究会用につくった竹竿もいっぱい持ってくからね。

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何を見て笑ってたんだろう。
ミツアキさん、安らかに眠ってください。




本当に大切なのは自然に感謝する精神だから・・・・。
な~んてね。
一生わからないのかね~。

アインシュタイン曰く
「この世に無限のものが二つある
ひとつは宇宙、もう一つは人間の愚かさ、
宇宙のほうはたぶん?だが後者は間違いない」






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# by itoshiro-sp | 2016-05-25 10:37 | てんから  

石徹白アウトドアフェスティバル2016

6月4日5日の両日で
石徹白アウトドアフェスティバル2016が開催されます。
アトリエKANも出店いたします。(出展名をItoshiro C&R Networkと改めました)




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今回見て頂きたい物のNo1はスズ竹のネットです。
かれこれ数年前からチャレンジしてきましたが、やっとできました。
というのも、竿に使うスズ竹は硬くて曲げられなかったのです。
いいところまでいくんですが、もうちょっとのところでポクンと折れてしまうのです。
数年かかってしまいましたが、何とか曲げられるようになりました。とは言っても上手くいくのはまだ50%くらいですかね?
形は洋風ですが和の雰囲気がプンプンですね。グリップの材質もすず竹ロッドとコラボしました。画像のネットは竹に面白いシミがありましたが、これも自然素材ならではの良さ。
やっぱり、竹は水辺で使う道具に最適な材料です。竹には素晴らしい表皮がありますから何も塗らずに行こうと思います。塗る工程を省ければ、製作時間も短くなりコストも抑えられます。
もちろん網目はリリース重視の細かなネットです。
新団体「Itoshiro C&R Network」の推奨ネットにしようと思ってます。

そうそう、リールも完成版をお披露目できますので
石徹白川のフライフィッシングにおける3種の神器(ロッド、リール、ネット)がようやく揃いました。

ぜひご来場下さい。

今年からは、私も一出店者であり、一参加者となりますので皆様とゆっくり過ごせそうです。
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# by itoshiro-sp | 2016-05-18 15:35 | リール&石徹白グッズ  

石徹白へ行って来ました。

3月30日にイトシロへ行って来ました。
こんなに雪の少ない年は初めてだそうです。
雪が少ないのはありがたいけど、夏に渇水するかも。
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イワナは、相変わらずたくさん見えましたよ。
この時期にこれだけ魚が泳ぐ姿を見ると、やっぱここは特別な川だと感じますね。
釣り人の皆さん、あまりイジメないようにしてくださいよ。



http://www.tenkaracentreuk.com/blog/blog-7.html
イギリスのポールのブログが復活しました。
以前,僕を取り上げてくれた記事もまた見られるようになりました。








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# by itoshiro-sp | 2016-04-05 09:41 | イトシロ  

ダムネーション上映会

郡上八幡でダムネーションの上映会があったので行って来ました。

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パタゴニアで買った本に掲載されていた画像ですが、これってゲリラペイントで
一晩でいたずら書きしたものだったんですね。
画像にイラストしたものと思ってました。



前から見たいと思っていて、ようやく見られました。
字幕スーパーを読むのも大変でしたが、何とか居眠りせず最後まで見ました。

テーマであるダム不要、
根拠は遮断された生態系の復活。
サケをモデルとし、壊れた生態系を復活させようというものだ。

魚バカである僕には、共感できる内容だが、
日本の環境意識レベルではなかなか・・・・・だろうな。
http://www.tenkaracentreuk.com/blog/blog-7.html
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# by itoshiro-sp | 2016-03-24 13:34 | 魚のはなし  

岐阜県水産研究所の研究発表会

岐阜県水産研究所の研究発表会に行ってきました。http://www.fish.rd.pref.gifu.lg.jp/
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少数の若い人は関連行政の担当者、のこり大半は漁協関係者の老人でした。
もちろん私は後者です。
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発表プログラム
河川環境
1魚類が往来できる河川(水田の生態系ネットワーク)
養殖業
2大型マス(ニジマス)の鮮度保持
3鮎の鮮度保持
河川漁業
4長良川の鮎の産卵環境
5渓流魚人工産卵河川の整備作業に対する従事者の意識

でした。

岐阜県水産研究所って以前は岐阜県河川環境研究所だったはずですが、
環境を外し水産だけにした?

最近、環境という言葉に騙されてばかりいます。
環境というと地球環境とか自然環境を思い浮かべるんですが、
この言葉は行政が使う場合は、人にとっての都合が最優先された後の環境?
人にとって利用度が高いか低いかで付き合い方が真逆になります。
利用度の低い魚にはなぜかとても優しいんですね。











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# by itoshiro-sp | 2016-02-28 08:40 | 魚のはなし  

ポンスケ?

老ポンスケの独り言(C&Rは渓流管理における根治対策)

長文です。ヒマな時に読んでください。

私の暮らす地域では、仕事もそっちのけで釣りや殺生事に夢中な者のことを少し蔑んで「ポンスケ」と呼びます。当然私もそのカテゴリーに入るわけです。それだけ好きなことだけやってきたということですので、おかげで60才になった年にガンが見つかった時も、案外あっさりと開き直れました。治療に明け暮れたこの数年は、さすがにイワナたちの棲む渓にも行けなくなって、思い通りならない生活をしいられております。正直言ってなんとなく先が見えてきた一人の老ポンスケの勝手な独り言を聞いてください。
岐阜県の石徹白川で20年ほど前から釣り場管理と在来イワナの保全に携わってきました。発眼卵放流から産卵床造成、人口産卵河川といろいろやりました。
戦後、新漁業法が施行されてから行政が認めている増殖義務の履行方法は、放流、産卵床造成、汲み上げ・汲み下げ放流等とされています。ほとんどの河川では、養殖魚放流だけで履行されているところがほとんどですが、私は、この方法だけでは釣り人が釣りをする時期に一時的に魚がいれば良いという単なるバラマキ施策にしか言えないと思っています。
石徹白川で活動してきた中では、唯一手応えがあったのはキャッチ&リリースでした。この管理方法が他と決定的に違ったのは秋まで親が残るというところです。
つまり釣り人の権利が釣り放題のままでは何をやっても秋まで魚が残りません
石徹白川では2013年から名城大学の先生がC&R区域と一般管理区域の生息状況の比較調査をされていますが、その中間報告でもC&R区域と一般区域の生息密度や平均サイズの違いが驚きの数値となって表れています。
私ごとですが病気の治療、とくにガンでは対処治療と根治治療(根本治療)という言葉をよく聞きます。渓流の管理の場合も、現状、行政や漁協がやっていることは、どれも対処治療(対策)でしかありません。このような対処対策ばかり繰り返してきたことで逆に基本的な生態系を壊してしまったのかもしれません。最近よく聞く「親魚放流法」(養殖場で成熟した親魚を産卵時期に川に放す)にしても、これを提案し推奨されている方には申し訳ないのですが、河川に親魚がちゃんと残れば必要ないはずです。国や県の考える管理は生態系のことは無視してるように見えます。産卵する親魚を残すような管理こそ必要ではないのでしょうか。
それとも生き物たちが、ちゃんと命をつないで行ける持続性のある環境を望む、私がおかしいのでしょうか?

途中休憩

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カミさんがこんな菓子買ってきました。

続きます。

2003年のことですが、漁協の理事数人と県の水産振興課へ出向き、石徹白川でのC&Rの増殖効果を報告し、県にもその効果を認識してほしいので、ついては専門的な調査のため県に協力をと、依頼しました。課長は了解してくれて水産研究所の技官を協力者として任命すると言ってくれたのに、けっきょく水産研究所のほうで却下されたことがありました。その時対応された研究所の技官に「C&Rは認められてないし、何も協力できることはない」と言われたことが忘れられません。
もう10年以上も昔の話になりましたが、根っこの部分が今も大して変わっていないような気がします。とは言っても、もうそろそろ増殖の正式な履行方法となってもよいのでは?と思いますが、あと少しですかね。
実はC&Rはすでに増殖法として、広く認められている前例もあります。それは多くの県で基本的な規則となっている10~15cm以下は釣ってはならないというものですが、この規則は、もし釣れてしまった場合は放すことになっています。これはまさに増殖のためのC&Rです。
もともと日本人には釣った魚を食べないことが「なにか罪深いこと」のように否定する人が多く、C&Rが生態系保全に有効とわかった今でも、「釣った魚は、放しても死んでしまう」と言い張り、自分たちのスタイル(獲り尽くす)を擁護する人が多いのですが、C&Rすれば魚の生態系や環境を守れることを行政が認めてくれれば、そんなこという人も減っていくはずです。
現実にリリース派の釣り人も多いのだから、その人たちの行為が無駄にならない漁場管理をしないのは、もったいない気がします。
楽しい人生を過ごさせてもらったイワナには恩があります。そのイワナ(在来イワナ)たちの100年後を真剣に心配しています。ポンスケにもできる「魚の保護」は釣りをやめるかC&Rしかありません。これ以外はどんな言い訳をしたところで、結局は後で自分たちが獲るためにするだけなのです。もちろんC&Rにも矛盾はありますが、釣りをやめられないかぎり、殺してしまうか、殺さないか、の選択肢しかないと思うのです。
最後になりましたが、石徹白川支流の峠川に設定されている3.2KmのC&R区間には2003年以降、放流も発眼卵も何もしていませんが、一年中いつ行ってもイワナがたくさん見えます。誰もが驚きます。近所のおばあさんは「昔は魚がちっとも見えなかったのに、今はたくさん見えるから散歩の時の楽しみだ」と言います。よその川で聞く話とまったく反対です。
興味があったら一度見に来てください。できれば他の川に魚がほとんど見えなくなる8月以降がいいですね。
 以上が、石徹白川で起きている事実と、C&R普及に対する私の思いです。




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# by itoshiro-sp | 2016-02-25 10:33 | イトシロ  

命をつなぐ川づくりYouTubeにup




やっとyoutubeにUpできました。
コンデジで撮った動画ではやっぱりイマイチでした。
今年はビデオカメラ買うぞ。


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リールも少しずつ進展してますよ。
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# by itoshiro-sp | 2016-02-24 16:04 | 魚のはなし  

石徹白川でイワナ産卵の瞬間を撮影。

ついにイワナ産卵の瞬間を撮影しました。
場所は石徹白の桂清水に今年整備した人工産卵河川です。
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動画からカット割りしました。
一応、これが産卵の瞬間なんですが・・・・・不鮮明ですみません。
2匹が口を大きく開けているので白く写っていますがわかるでしょうか?
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イワナの舞
前にいる小さいほうがメスで産卵直後から産卵場所の真上でクネクネと舞をはじめました。
オスもメスにつられるように踊りますが少しぎこちない様子です。

土曜日、日曜日の雨で遡上スィッチが入ったとの情報にじっとしていられなくて、水曜日行ってきました。
産卵の瞬間を先日はじめて生で見たので、今度は撮影したいと思い、いさんで行ったんですが、前日までと打って変わって、すっかり静かになっていました。ちょっとがっかりでしたが、よく探したら
先日、NHKのクルーが産卵シーンを撮影したところの2mくらい上にカップルを見つけられたので、そこに張り付きました。約16分後にとうとう産卵しました。

10年以上も産卵を観察してきて初めてなんですよ。先日から連続で見ちゃったわけだから今年はついてましたね。

YouTubeでイワナの産卵と検索するとけっこうヒットするんですが、どれもみな産卵前行動のシーンばかりで産卵の瞬間を捉えた動画は見つかりませんでした。やっぱ難しいんですね。
編集できたらYouTubeにupしてみようかな。

というのも産卵後のメスの不思議なクネクネダンス?舞?を観て貰いたいんです。
イワナの、この不思議な舞は案外知られていないかもしれませんね。
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# by itoshiro-sp | 2015-11-12 18:11 | 魚のはなし  

イワナ産卵後の行動?

この秋はちっとも雨が降りません。(今日からまとまった雨が降るらしい)
おかげで谷は大渇水、人工産卵河川の産卵も今年はイマイチ盛り上がってませんが、
先週は、動画の撮影隊が2チーム現地入り、
なんと、どちらのチームも産卵の瞬間を撮ることに成功。
石徹白でのイワナ産卵の瞬間映像は過去に1回、今回2回ということで、まだ3回しか撮影できていません。

これによって石徹白のメスイワナの産卵後の行動がアマゴやサケとはちょっと違っていることがわかってきました。
産卵前メスは尾ビレでハタくように掘りますが、産卵後はハタくことはせず産卵地点の真上でクネクネとダンスのようなことを延々と続けます。砂利をかけるというより水を送っているような?
アマゴはテレビでよく見かけるサケやマスのように産卵地点の前方から尾ビレで砂利をかぶせますが、石徹白のイワナは3回ともそうはしなかったのです。
説明しにくいので動画をアップできるといいんですけどね。

じつは僕も、今回撮影とは別に、はじめて生で産卵を見ることができました。そーっと覗き込んだ瞬間に2匹が口を開けて震えるように産卵、やっぱりその後すぐにメスがクネクネをはじめました。そのあとも延々と30分以上クネクネし、その間はオスもずーっと寄り添っていましたがそのうち2匹ともその場を離れましたので、実際の産卵行動は1回だけでしたが、産卵時間は非常に短かかったのでまた違う場所でも産卵するのかも知れませんね。
僕の場合、かれこれ20年にわたり毎年産卵の調査をしてきましたが、産卵を生で見たのは今回が初めてなので、やっぱりなかなか見ることが出来ないない瞬間なんです。感動しました。

今回の撮影分が岐阜県では11月11日の夕方6時30分からNHKの「ほっとイブニングぎふ」で放映されます。翌12日の朝の7時45分から東海7県で放映されるらしいので、イワナのクネクネダンスが見られると思いますよ。

話は違いますが、
丁度、今朝NHKの番組で北海道のオショロコマの産卵シーンが放送されていましたが、オショロコマは産卵後クネクネの間にときどき砂利かけもしていました。また、同じペアがそのまま同じ所に何回も産卵をしており、ナレーションでもオショロコマは数回連続で産卵するといっていました。
複数回してくれれば撮影も、もう少し楽でしょうね。

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紅葉もそろそろ終わりです。
地元の人が言うには「今年はあまりキレイじゃなかった」そうです。
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産卵用に人工的に造った小川のほうは
遡上が少ないのに峠川のほうの産卵はなぜか例年より多いんです。
今年はすごくたくさん産卵してますから心配ありませんね。
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Mっちゃん、得意の石化け?いやいや紅葉化け?てっいうか近よりすぎじゃねぇ!?
それにしてもイワナってこんなとこまで上がって来るんですよ。
いったい何処まで行くつもりなんでしょうね?
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水中カメラの設置中、カメラは三脚の足に固定し水中に沈めます。
つり人社のTさんは今回日帰りの日程で見事に産卵シーンをゲット。
持ってる人ですねぇ!!
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そういえば先週の日曜日、峠川に大きなクマが出没したそうですよ。
出たところはNHKの撮影班が、1日中張り付いてイワナを撮影していた場所だったんですが、どうも彼らが帰った直後に来たようです。見たのは、石徹白在住のKANAちゃんという女子で、彼女もイワナを撮影しようとカメラも持っていたのにクマちゃんを撮影できなかったって残念がってました。
女子ですが彼女はなかなかの豪傑です。
真っ黒でツヤツヤした大物だったみたいです。
ま~、彼らのテリトリーなんでそりゃ~出ますよね。
ちなみに僕は、石徹白ではまだクマに出会ったことはありません。
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# by itoshiro-sp | 2015-11-08 10:29 | イトシロ