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アサギマダラ

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10月15日の朝アサギマダラが3頭飛来しました
一年に一回この時期にだけ顔をみられるじつに美しい蝶です
ちなみに蝶は一頭二頭とかぞえるらしいですね

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庭のフジバカマのミツを吸いにくるのです
フジバカマは10年ほど前に植えてありますが
5年くらいたった頃から飛来するようになりました
なんでも、オスのフェロモンの成分にフジバカマの蜜が
必要らしく花にたかるのはほとんどオスらしいです

この蝶たちはこの後、南に向かいます
なんと遠くは沖縄や台湾まで飛んでいくと言います
スゴイですね
飛んでる姿は弱々しく優雅なのに海を渡るって?
信じられません

石徹白でも見かけた事がありますが7月8月の気がします
我が家は濃尾平野の端っこですが決まって10月中旬です
南への移動の時期と開花がマッチしてるんですね


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こちらはツマグロヒョウモンのオスです
この蝶もこの時期フジバカマに集まります








# by itoshiro-sp | 2021-10-16 21:42 | 野鳥、動物、虫  

2021年最後のフライフィッシング

2021年9月30日今年最後のフライフィッシング
3日前に化学療法の点滴やったばかりでちょっとしんどったが
どうしても行きたくて
マッチャンに無理を言って付き合ってもらった
石徹白川には夕方の4時ころ到着
最後の釣りはどうしてもライズ道場でやりたかった

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マッチャンは
え〜今日もいくんか?
オレ昨日も釣りに行ったんやけど

どうしても行きたいんや‼️

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ライズ道場
今年もよくお世話になったが
いつも大勢で来ていて自分の釣りはほとんどやってないので
一度ゆっくり一人でやりたかった
マッチャンはこういう釣り場は苦手なので
上流へ釣り上がって行った
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この日のライズ道場は今年一番の渇水だった
最初の1匹はここでは珍しくヤマメ
一昨年発眼卵放流した末裔かも?
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ライズは少なく単発だったが秋のコカゲロウがハッチしており
20番フックに巻いたコカゲロウパターンを現場でカットして
シルエットをさらに小さくしたら反応が良くなった

サイズが大きいフライにはまったく無反応
久しぶりにセレクティブなライズの釣りができた

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短い時間だったが渇水した浅い流れから
イワナたちは最後の別れに次々と出てきてくれた

コンディションはとても良い個体ばかりだった
みんな元気に帰って行ったから無事に産卵してくれるだろう

殺しちゃったらおしまいですからボクは殺しませんよ
また来年も会いたいから

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上流へ行ってダメだったマッチャンも帰ってきた
浅くてとろい流れから大きなイワナを2匹も釣った
こんな流れで釣れるとは思わなかったと
感動していた

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我が家では酔芙蓉(スイフヨウ)が満開
キンモクセイも香る
夏が終わり
もう秋だ

ちょっと無理して釣りに行ってよかったな
フライフィッシング最高
そしてライズ道場おそるべし

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手前の2本が酔芙蓉 茶室の向こう側にキンモクセイ
大きな木になった
酔芙蓉は朝白く咲いた花が午後になると
ピンクに色づくことから酔う芙蓉と呼ばれる
僕の好きな花のひとつだ










# by itoshiro-sp | 2021-10-05 18:05 | イトシロ  

2021年も9月最後の日曜日は産卵場の整備

毎年9月最後の日曜は産卵場の整備
今年はコロナ禍しかも大雨

どうする?
やるんや‼️


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はじめに作業の意義などの説明から
これが大事
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土砂降りの中でみんながんばりました
コロナ禍ということで公式な呼びかけは
しなかったのですが毎年来てくれている釣り人たちが
静かに現れ黙って応援してくれます

今年は取水にかかわる追加工事が漁協のメンバーは大変でした
ご苦労様でした

魚の殖やしかたを知らなくても魚は釣れますが
これを知るともっと奥深く楽しめます

こんな活動に参加したくてもできない釣り人にも
今すぐ簡単にできることが
キャッチ&リリース(殺さない釣り)なんです


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キャッチ&リリース
釣りが大好きだけど魚は
殺したくないし殺す必要がない人の釣り方
魚を食べないわけではないが生きてる魚を殺すのはどうもね

矛盾は承知、でも
殺してしまったらあとには何も残らないから
命のつながりに対する矛盾だと思ってる

あってもいい矛盾もあるんじゃないかな

人が食べるためならいいって決めてるのも人なんだから








# by itoshiro-sp | 2021-10-02 02:51 | 魚のはなし  

石徹白川C&R物語その1



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石徹白川の峠川にキャッチ&リリース専用区間ができてからこの8月で丸21年たった
2000年の8月26日27日に開催された「石徹白Fisher's Holiday」の日から
C&Rが守られてきたわけだ、すぐにポシャると言われていたものが
これだけ継続してこれたこと思うと少し感無量だ

僕が石徹白川でC&R区間を作りたいと考え実際に動きはじめたのは
もっと前の1997年だからつごう24年になる
その頃生まれた子がフライマンになってたとしたら
24歳になっているわけだし
現在30歳前後のフライマンが小学校に上がる頃のできごとである

なぜこんなことをいうかと言えば当時の僕は
フライフィッシングを普及したいという思いが強く
フライマンを育てるためにちゃんと一年中魚がいる川(里川)が必要
という目的のために始めたといっても過言ではない
もちろんその以前から今日まで直接手ほどきしフライマン育成に
骨折ってきたつもりだが残念ながら一人前に育った人は
数えるほどしかいないのが現実でフライって本当に普及が難しいと感じている

先日ある人に
「斉藤さんこの石徹白C&R区間が何人のフライマンを育てたか知れないですよ」
「中部地方のフライマンがどれほどお世話になってることか」

そうか、釣り場がフライマンを育てたのか
へたに教えるよりフィールド作りか

石徹白川のC&R区間は20年以上も継続していて
今では存在することが当たり前のフィールドになってる
でもスタートするまでもスタートしてからもけっこう苦労したもんな

いまはそんな苦労もしらない若いフライマンばっかだからな、笑



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川自体は昔とほとんど変わっていない
最近久しぶりに釣ったけど魚たくさんいましたよ
なかなか簡単には食い付かないけどね
それでいいんです、僕の理想の里川になりました
魚はちゃんといるんだけど難しいから釣り人は少ない
つまりフライの道場的っていうか修行の場的な
ちょっと大げさか、笑い

僕は石徹白C&Rを釣り人天国にしたいと思ったことは一度もなくて
魚が命をつないでいけること、つまりお魚にとっての天国にしたいと
いつも思ってきたんだから

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意外に知られてないが2002年から放流はいっさいされていない
つまりここの魚はすべて天然なのである
19年間いっさい放流されてないのですぞ
これって日本の里川では奇跡的なことなんよ

21年も続いてることと19年放流してないこと
信念にもとづいて流れたこの時間は僕の誇りである

釣り人が入っても魚を持ち帰らなければ魚は残る
その魚がちゃんと命をつないでくれれば
永遠に魚がいる川のままで流れ続ける
考えれば当たり前のことなんですがね
日本の河川魚類管理は基本が変なんよ
そのせいで日本人にはリリースができない人が多い



キャッチ&リリースが
良いことか悪いことかなんていうのを最近は聞かなくなってきた
そんなのはそもそも人間様の都合だけの話であって
僕のやってるのは
魚たちや地球の環境のためとおもってC&Rしてるわけだから
土俵が違う話なんだよね

僕が活動を始めた頃はそんな議論ばっかだったし
当時は釣った魚をリリースしても
ほとんど死んでしまうってのが定説になってたしね
最近はそんなこと言う人いなくなったってことは
石徹白C&Rはそのことも証明したんだよね


そんなわけで石徹白川C&Rの物語をちゃんと綴っておくことにしました。














# by itoshiro-sp | 2021-08-30 16:03 | 石徹白川C&R物語  

点滴通信その23 セミの小話

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網戸にセミが止まった
ココちゃんのアドレナリン一瞬でマックス、笑

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止まったセミはクマゼミ
実は僕、60年前はけっこうな昆虫少年だったが
当時はクマゼミなんて我が家の近くにはめったにいなかった
クマゼミは昆虫採集の西の横綱ちなみに東はオニヤンマだった
ところが最近は我が家の庭までクマゼミだらけといった模様だ
昔の宝物も今では早朝からの騒音を公害のように感じる、(笑)


クマゼミが殖えた代わりにニイニイゼミは消滅したし
そういえばオニヤンマも最近見ていない
これも気候変動の身近な現象と言えるんだろうな
消えた種も殖えた種も境界線が北に移動してるのかな?
やはり温暖化は進行してるのだろう

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これはアブラゼミ
昔はアブラゼミだらけだったのに今はクマゼミとシノギを削ってる
しかしアブラゼミが少しづつ負けている気がする

ニイニイゼミはもっと小型で不透明なグレーの羽根だった
昔はいっぱいいたけど今はまったく見ない、じつは最近
久しぶりに死骸を見たのに写真を撮るのを忘れちゃった


昨日から化学療法再開だ、じつは最近左の足の付け根が痛みだした
骨盤のガンがワルさし始めたかな?
鎮痛剤が手放せなくなってきた
ワクチン接種スケジュールの関係で長い治療休止となり
その分本病の方はやっぱり進行しちゃったってことかな

おかげでここ数年で一番活動的な夏が過ごせた、笑笑

2021 夏
いい夏休みだったな





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良き友 来てくれた
うれしいね😃

ブドウもそろそろだ

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新型ジムニーの5ドアがデビュー⁉️
イヤイヤ
これが1982型W460gerende
Gクラスの元祖しかもオーバーフェンダーなしのナロー

レストア中でサイドモールが外してあるんで
スズキさんソックリになっちゃったね
















# by itoshiro-sp | 2021-08-18 16:43 | 野鳥、動物、虫