イワナ産卵後の行動?

この秋はちっとも雨が降りません。(今日からまとまった雨が降るらしい)
おかげで谷は大渇水、人工産卵河川の産卵も今年はイマイチ盛り上がってませんが、
先週は、動画の撮影隊が2チーム現地入り、
なんと、どちらのチームも産卵の瞬間を撮ることに成功。
石徹白でのイワナ産卵の瞬間映像は過去に1回、今回2回ということで、まだ3回しか撮影できていません。

これによって石徹白のメスイワナの産卵後の行動がアマゴやサケとはちょっと違っていることがわかってきました。
産卵前メスは尾ビレでハタくように掘りますが、産卵後はハタくことはせず産卵地点の真上でクネクネとダンスのようなことを延々と続けます。砂利をかけるというより水を送っているような?
アマゴはテレビでよく見かけるサケやマスのように産卵地点の前方から尾ビレで砂利をかぶせますが、石徹白のイワナは3回ともそうはしなかったのです。
説明しにくいので動画をアップできるといいんですけどね。

じつは僕も、今回撮影とは別に、はじめて生で産卵を見ることができました。そーっと覗き込んだ瞬間に2匹が口を開けて震えるように産卵、やっぱりその後すぐにメスがクネクネをはじめました。そのあとも延々と30分以上クネクネし、その間はオスもずーっと寄り添っていましたがそのうち2匹ともその場を離れましたので、実際の産卵行動は1回だけでしたが、産卵時間は非常に短かかったのでまた違う場所でも産卵するのかも知れませんね。
僕の場合、かれこれ20年にわたり毎年産卵の調査をしてきましたが、産卵を生で見たのは今回が初めてなので、やっぱりなかなか見ることが出来ないない瞬間なんです。感動しました。

今回の撮影分が岐阜県では11月11日の夕方6時30分からNHKの「ほっとイブニングぎふ」で放映されます。翌12日の朝の7時45分から東海7県で放映されるらしいので、イワナのクネクネダンスが見られると思いますよ。

話は違いますが、
丁度、今朝NHKの番組で北海道のオショロコマの産卵シーンが放送されていましたが、オショロコマは産卵後クネクネの間にときどき砂利かけもしていました。また、同じペアがそのまま同じ所に何回も産卵をしており、ナレーションでもオショロコマは数回連続で産卵するといっていました。
複数回してくれれば撮影も、もう少し楽でしょうね。

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紅葉もそろそろ終わりです。
地元の人が言うには「今年はあまりキレイじゃなかった」そうです。
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産卵用に人工的に造った小川のほうは
遡上が少ないのに峠川のほうの産卵はなぜか例年より多いんです。
今年はすごくたくさん産卵してますから心配ありませんね。
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Mっちゃん、得意の石化け?いやいや紅葉化け?てっいうか近よりすぎじゃねぇ!?
それにしてもイワナってこんなとこまで上がって来るんですよ。
いったい何処まで行くつもりなんでしょうね?
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水中カメラの設置中、カメラは三脚の足に固定し水中に沈めます。
つり人社のTさんは今回日帰りの日程で見事に産卵シーンをゲット。
持ってる人ですねぇ!!
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そういえば先週の日曜日、峠川に大きなクマが出没したそうですよ。
出たところはNHKの撮影班が、1日中張り付いてイワナを撮影していた場所だったんですが、どうも彼らが帰った直後に来たようです。見たのは、石徹白在住のKANAちゃんという女子で、彼女もイワナを撮影しようとカメラも持っていたのにクマちゃんを撮影できなかったって残念がってました。
女子ですが彼女はなかなかの豪傑です。
真っ黒でツヤツヤした大物だったみたいです。
ま~、彼らのテリトリーなんでそりゃ~出ますよね。
ちなみに僕は、石徹白ではまだクマに出会ったことはありません。
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by itoshiro-sp | 2015-11-08 10:29 | イトシロ  

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